【引退】今井正人|箱根駅伝での参考区間記録タイム総まとめ

有名人

福島県相馬郡小高町(現・南相馬市)出身の陸上競技選手、今井正人(いまい まさと)さんが現役引退を表明し話題になっています。

今井正人さんは順天堂大学で長距離走・マラソンの才能を開花させ、その名を一気に全国に轟かせました。

今回はそんな今井正人さんの引退前、現役時代の箱根駅伝での参考記録、区間記録タイムをまとめてみました。

「区間記録・参考記録」とは、現在の5区のコースではなく、コースが変わる前の記録を指します。

第80回大会(参考区間記録タイム)

第80回大会では、2区でエース区間を駆け抜け、10位でゴール。

その際の記録はなんと1時間10分10秒。これが今井正人の箱根駅伝デビューとなりました。

第81回大会(参考区間記録タイム)

続く第81回大会では、5区で標高差775mの上り坂をまるで平地のように疾走。

なんと11人もの選手を抜き去り、その驚異的な健脚ぶりを披露しました。

この快挙により、5区史上最多の11人抜きを達成。1時間9分12秒でのゴールで、金栗杯を手にしました。

第82回大会(参考区間記録タイム)

第82回大会では、故障明けの実戦ながらも5区で区間賞を獲得

これにより、順天堂大学に17年ぶりの往路優勝をもたらしました。

1時間18分30秒の快走は、彼の強靭な精神力と走力を物語っています。

第83回大会(参考区間記録タイム)

そして迎えた第83回大会。再び5区に登場した今井正人は、3年連続で区間記録を更新。

5区史上前人未到の快挙を達成し、順天堂大学を総合優勝に導きました。

1時間18分5秒の圧倒的な走りで、その名はますます駅伝の歴史に刻まれることとなりました。

今井正人は、その驚異的な走りから”山の神”とも称されましたが、2024年2月21日に現役引退を表明しました。

彼の足跡は、箱根駅伝の歴史に深く刻まれ、後世のランナーたちにとっても大きなインスピレーションとなっています。

今井正人の箱根駅伝での偉業は、まさに日本陸上競技界において輝く一ページでした。彼の持つ強靭な精神力と優れた走力は、多くの人々に感動と勇気を与えました。

現役引退を表明しましたが、「山の神」と呼ばれし今井正人の走りは、いつまでも駅伝史に輝き続けることでしょう。

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